「ミステリと言う勿れ」10話-4巻の見どころを、名言かるたで謎解き!今回のEpisode 4-5「殺すのが早すぎた」は整くんの巻き込まれた遺産相続争い事件です。思いもかけぬ犯人の正体、その言葉に深く傷つく汐路を整くんが支えます。そして整くんを「トトロ」と呼ぶ声が聞こえますが…。広島編完結。
【ミステリと言う勿れ】10話 今回のざっくりあらすじ
いよいよ謎解きです。崇高な使命だと刷り込まれてきた犯人から、この遺産相続争いを仕掛けた犯人の本当の狙いが暴かれていきます。そして迎える大団円。時を経て子供たちへと伝わる親からの思い。汐路のセメントが乾く前に、何とか穴を埋めようとする整くんの優しさ!
【ミステリーと言う勿れ】の愉しみどころは、謎解きが二重になっているところ。「見える事件」と「隠れてる事件」が真犯人探しの段階で明らかになってくる、そういう二重底の謎解きになっています。狩集家の遺産相続騒動に隠されていた、恐るべき黒歴史とは?
漫画を読むお楽しみがなくなっちゃうので、犯人や謎解きは書きません。整くんの名言の数々をご紹介します!
【ミステリと言う勿れ】10話【いろはかるた】で深読み
エピソードの中のいろはかるたで整くんとの会話を楽しんで!
そんなおおきくないでしょ
蔵の人形を「サスペリア2の人形みたい」と言った時、「そんな大きくないでしょ」と犯人が言ったことから、疑問を感じたという整くん。中身を知っているのに、知らないふりをするのはなぜ?整くんしっかり観察していたわけです。
あなたのせいじゃないです
天パの2人は殺すリストに入っていたけど、残りの2人は巻き込まれただけ。汐路がパパの動きを全部知らせてくれたから、汐路のお陰でうまくいった、という犯人に「わたしが パパを殺したの…?」と衝撃を受ける汐路。
従兄姉たちみんなが「違う!8歳の子供にスパイをさせたのか!」と必死で汐路を庇い、否定してくれます。「違います。あなたのせいじゃないです。100%!完全に!彼のせいです」と整くんは包み込むように言うのですが…。
えんちゅうだとおもいこんでいたんです
「これはやらなければならない崇高な使命だと、教えられてきたはず、悪事と思っていないなら隠すことはないはずだ」という整くんに、「確かに。堂々としていればいいんだ」と応える犯人。表情のないのが怖い。
「僕はカバの歯は、円柱だと思い込んでたんです」突然の整くんの発言に、一同「は?」
カバの歯はほんとうはすごい牙で、自分を傷つけないように動物園では切ってるだけ、本当は円柱じゃない。つまり人殺しを崇高な使命と、代々思い込まされていただけかも、と。
どりょくではあったんだろうとおもいます
自分が崇高な使命を果たしていると、すり込まれてきた殺人者。整くんは『犯罪とは人の努力が裏側に出ている』という映画のセリフを出してきて、「きっと、努力ではあったんだろうと思います」 彼ら三家は自らの秘密を守るために掟を作り、それを生真面目に実行し続けてきたということですかね。殺人者であり続けるための努力…。
ぎがない
「だから義がない」 蔵に付けられた名前は論語の九思から来ていると見抜いた整くん、明聡温恭忠敬問難にひとつ、一番大事な正しい道「『義』がない」ことで、先祖たちはやはり悪事だと分かっていて付けられなかったのだろう、と解説。
傷ついた汐路をそっと慰めたい整くん「汐路さん。じゃぁ、お父さんが見つけたほんとの狩集の子孫の人たちに、会いに行きましょうか」そう、彼はUSBメモリの隠し場所の謎を解いたんですね。
なきそうなかおしてる
そして狩集の本当の子孫の女性は、汐路のパパたち兄弟は「こんなことは自分たちの代で終わりにする。決して子供たちに引き継がせてはならない」そう決意していたと、聞かされます。
8年を経て、それぞれの子供たちにメッセージが伝わります。それを遠くから眺めている整くんに「…整くん 泣きそうな顔してる」と、汐路のママ。
よわくてあたりまえだとだれもがおもえたらいい
みんなが汐路のことを心配しています。「アメリカの刑事ドラマでは、刑事に何かあった場合、必ずカウンセリングを受ける。それは人の弱さを認めているからかも」と整くんは、汐路にカウンセリングを勧めます。
日本のような弱さを認めない国、弱い者は負けで、壊れないのが正しい、壊れたら退場で、悩むことすら恥ずかしい、そんな相も変わらず根性論を唱える国、だからこそ「弱くて当たり前だと、誰もが思えたらいい」と言うのです。
ととのうくんてだれなんだっけ?
新幹線の中で汐路に後を尾けられ、ひょんなことから事件に首を突っ込むことになってしまった、整くん。やっと東京に帰ることになりました。「ずっと気になってたんだけど、整くんて誰なんだっけ?」
「そういやぁ…、お前何者?」と、従兄弟たちの突っ込みに「僕はただの学生で、何の関係もないのにムリヤリ連れてこられたんです」 みんな、それぞれに整くんに励まされ、感謝しているのが分かってよかったけど、最後まで素直にありがとうの言えない汐路。
「もしガロ君だったら、同じ結論になっただろうか…」加害者は伝え続け、さらに加害者と被害者を生み出し、逆に被害者は黙して語らず、被害者にも加害者にもならなかった…。被害者側から加害者側に行ってしまったガロは、汐路のことは護ってやりたかったんだろうな、と推測する整くんに「あれ、ととろ?」と声をかける人が…。
【ミステリと言う勿れ】10話 今回の石 アメジスト
今回は久しぶりに「石」が活躍! USBメモリの隠し場所は、紫のアメジストドームの中だったんですね。だから汐路のパパは秘密の花園を紫で塗らせたんだ~、と納得。
2月の誕生石、紫水晶。アメジストは「愛の守護石」とも。この石を身につけると、インスピレーションが湧き上がってくるといわれ、「最も瞑想に適した石」といわれています。
石言葉は「真実の愛・誠実」という事なので、今回のエピソードでは「魔除け・泥棒除け・不眠に効く」と整くんは解説してましたね。

【ミステリと言う勿れ】10話 深読み感想
さて、今回の気になる点。
つまり、あの遺言書自体が完全な作り話、罠だったんですよね、あるべきもの(人形と茶碗)を過不足なく(元に戻せ)、つまり狩集家の本当の血筋のものを探させようという罠。
やっぱり整くんは広島に住んでいた? 汐路ちゃんが言ってましたよね、「道を迷わずちゃんと目的地に行ける」「お好み焼きをへらで食べる」原爆ドームを訪れたり、被爆した狛犬のことを知っていたり…。
そしてもしかして「ととろ」と呼ばれる少年時代を、広島で過ごしていた? う~ん、相変わらず整くんの過去が気になってしまう!しかしEpisode 1で、「トトロと呼ばれていた」というセリフがあったので、「人違い」ではない?
「セメントが固まる前に落とされたもの」汐路も、春晴も、みんなそうでしたが…。整くんは固まりきらないうちに、何とか均すことが出来た? 汐路のママもそれを感じたようですが。でも決して、子供だった時を忘れずに抱え込みながら生きている、そんな気がしますが…。
あと、カバの話になる前に朝晴が「整くんがいなかったら、バカばっかりで何も気づかない。バカなのにいつも偉そうに人をアゴで使って」と文句を言ったらすぐに「カバだったんですよね」という、突込み的なこの感じ(笑)整くんは突込みとオチを自分でやるのがおかしい!
おしゃべりが止まらない被告扱いされてるし!おしゃべりが止まらない人質だったことはあるけど、このおしゃべりが謎を整えるには重要なんですよね。

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