【ミステリと言う勿れ】25話-8巻 Episode 11 「星降る舌八丁」 多重人格者千夜子

Episode

「ミステリと言う勿れ」の見どころを、名言かるたで謎解き!今回のEpisode 11「星降る口八丁」は整くんの巻き込まれた美術館襲撃事件です。美術館へ出かけた整くんとライカ、これはデートでしょ?父親からの虐待から逃げ出すために生まれた千夜子の多重人格の一人、それがライカの正体!

【ミステリと言う勿れ】25話 今回のざっくりあらすじ

美術館にライカと出かけた整くん、そこで謎の解けない盗賊団に襲われ、助かるために謎解きをすることになります。整くんとライカ、二人でまたもや合同謎解き。そしてライカの正体が判明。父親からの虐待を受けていた千夜子は、その苦しみから逃れるために多重人格者となり、その中のひとりがライカだったことが語られます!

【ミステリーと言う勿れ】の愉しみどころは、謎解きが二重になっているところ。「見える事件」と「隠れてる事件」が真犯人探しの段階で明らかになってくる、そういう二重底の謎解きになっています。多重人格を扱うことこそ、二重底!

漫画を読むお楽しみがなくなっちゃうので、犯人や謎解きは書きません。整くんの名言の数々をご紹介します!

【ミステリと言う勿れ】25話【いろはかるた】で深読み

エピソードの中のいろはかるたで整くんとの会話を楽しんで!

Episode 10-3 はこちら

だれかといっしょにくるのってあんがいたのしい

ライカを誘って美術館に出かけた整くん、あれこれつい説明してしまい「一人が好きなのに、なぜかおしゃべり」だと言われてしまいます。だからひとり言が多い、と整くん。「誰かと一緒にくるのって、案外楽しい」 それはライカに気を許してるからですかね。おごりたい、と思った自分がショックだった、って前に天達先生に言ってたけど。

されたようにそだつからな

ところが謎の男たちが、謎かけに答えられない入場者を次々に拉致。とっさに知ってるふりをすることに決めたライカと整くん、元学芸員の黒松と共に謎を解くように言われます。もし誰も知らなかったら皆殺し、だという彼らの一人がライカに揶揄され、男はカッとなって打ちます。

気が短いから逆らうなという言葉に「そんな野犬のような扱いをされてきたのか されたように育つからな。かわいそうだな」とライカ。

りょうほうにせものってこともあるわけで

さて、探し物が何かを見つけるために必死で解明する整くん、ついに隠された小部屋でレンブラントの「エマオのキリスト」を2枚見つけます。どちらが本物か分からないから2枚を持ち去ろうとする彼らに「2つ同じものがある場合、1つを本物、もうひとつを偽物と思いがちなんですが… 両方偽物ってこともあるわけで

そのたようせいがほしいです

中2の孫が引きこもり、この先一緒暮せるよう金を残してやりたい、ということでこの盗難騒動を計画した元学芸員の黒松に「引きこもり自体が問題なのではなく、社会と断絶するのが問題。引きこもったままできる仕事がある。無理やり引きずり出して働けじゃなく、その人にあった働き方ができる。その多様性がほしいです」と常々考えている整くん。

それはしごとになります

ゲームしかやっていないと孫を嘆く黒松に、「ゲームはスポーツや囲碁、将棋と同じ、何かを生産しているのではなく自分のために頑張ってる、その姿・技能を見たいと多くの人がおもえば、それは仕事になります。プロの生業が成立します」 

さて、ここで整くんが思ってる常々考察もうひとつ。メジャーリーガーは野球だけじゃなく、色んな選択肢を持っている、一つのことで転んで追いつめられないように、選択肢をもっと持てたらいい、“何かになりたい”じゃなく“どの場所でどんなふうに生きるのか”その多様性も絶対ほしい、のだそう。

ぼくもつねづねやりたいとおもっていて

その時、電気が切れました。閉じ込められていた入場客たちがコンセントに何かを差し込んでショートさせたらしく「それ、僕も常々やってみたいと思ってて」という整くんに、黒松は思わず「やめなさい!」 常々、色んなことを考えてるんですねぇ…。

やらなくてよかった

結局すべては未遂に終わり、親方の代わりに来た子たちはそのまま逃げていき、孫の将来へ希望がわいた黒松は「やらなくてよかった、よかった!」と。やりたいと思ってることと、やってしまうこととは、別なことなんで。 

はしりたい

病院へのタイムリミットを過ぎているライカと整くん、大急ぎで帰らなくては! ライカの度胸のよさに驚いたと正直に言う整くんに、ライカは「整くんは、人の毒気を抜くのが上手いな」と笑います。タクシーを捕まえようという彼に、ライカは「走る。走りたい」と、二人は胸に暖かいものを感じながら走っています。お互いを守ろうとしたんですよね、この二人…。

引用【ミステリーと言う勿れ】田村由美

わたしもれぷりかのようなものだ

翌日、病院でライカにそっくりか千夜子にすれ違った整くん、双子?と問うと、エリカは「自分は千夜子の、痛みだけを引き受けるために生まれてきた人格」だと、初めて自分の過去を語ります。

父親からの虐待から逃げ出すために生まれた多重人格の一人、この世には千夜子しか存在はしていない、わたしもレプリカのようなものだ」というのです。春には統合され消えていく人格なのだ、と。だから春にはいなくなる…。

第26話 Episode 12 はこちら

各エピソードの深読み・ネタバレはこちら

 【ミステリと言う勿れ】25話 常々考察

「この女を殺されたくなかったら しゃべれ!」とライカを盾にすごまれた整くん。「犯人たちは、どうぞ好きにしていいよ、と言われるとは思っていない。犯人たちは”家族愛”とか絆とか、そういうのをものすごく信じてるんだなぁ、って」う~ん、なんだかトロッコ問題を思い出しました。

コンセントに何かを差し込む!これ、幼児がする最初の実験、というか、好奇心。危険です!コンセントは全てブロックしましょう!

【ミステリと言う勿れ】25話 深読み感想 ライカ!

ライカとは何者なのか? これは最大の謎だったんですが、衝撃的な発言が続いてます。

「何をされてもかまわない。私は何も感じないから。痛みも苦しみも存在しない」

女は楽でいい、生まれ変わったら今度は女になりたい、というバカ男に「殴られて、監禁されて、支配されて、強姦されて、売られて、バラバラにされて、殺されたらいいんじゃないか。(男が戦争に行って死んでいることは)同族同士好きでやってることと、異性に強制的にやられることは全く違う」

まぁ、戦争に行って戦っている人たちが、同族同士好きでやっていることだとも思いませんが…。

解離性同一性障害・多重人格者の千夜子の人格のひとつ。すぐに死にたがる千夜子(リストカット!)の痛みや苦しみを身代わりとなって受けるためにできた人格…。

美術館でライカがじっと眺めていた絵がゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」 『父そっくりの絵」だと言ってましたね…。

Goya

「炎の天使」の陸が二重人格だったことが、伏線だったんですね!

さらに深読みライカ!

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