「ミステリと言う勿れ」26話-8巻の見どころを名言かるたで謎解き!今回のEpisode12「耳寄りな話」今回は整くんの常々考えている様子が分かる、常々考察編です。野菜を考え、リア充を考え、痴漢冤罪を考えます。そして生き抜くことの大切さをライカとともに考えます。彼が一番いやな殺され方、それは事故や殺人で亡くなったのに自殺とされること。その心の傷の理由がわかります。しかし、こんなにいろいろ考えて雑学ため込んでるから、人の毒気を抜きつつ謎が解けちゃうんですね!
【ミステリと言う勿れ】26話 今回のざっくりあらすじ
月に一度のフルーツサンドを買いに行く日。順番待ちの間に聞こえてきた様々な会話の断片から、整くんの妄想爆裂。思わず独り言が脳内垂れ流し状態でダダ洩れ(笑)。そしてある会話の断片から、一つの痴漢冤罪にまつわる事件の真相が解明されますが…。そして明らかにされる整くんの心の傷…。ライカと整くんの心が触れ合うシーンは感動的です。
【ミステリーと言う勿れ】の愉しみどころは、謎解きが二重になっているところ。「見える事件」と「隠れてる事件」が真犯人探しの段階で明らかになってくる、そういう二重底の謎解きになっています。
漫画を読むお楽しみがなくなっちゃうので、犯人や謎解きは書きません。整くんの名言の数々をご紹介します!
【ミステリと言う勿れ】26話【いろはかるた】で深読み
エピソードの中のいろはかるたで整くんとの会話を楽しんで!
とっさにいきができるそうちがあったら
月に一度のフルーツサンドを買うために行列に並んでいる間に、聞こえてきた様々なこと。それに導かれて、ついつい口に出てしまうひとり言。ドイツの節水の話が聞こえてきて、それから水の中での色んな装置に思いをはせ、「水の中で10分、15分だけでもとっさに息ができる装置があったら…」
なんかドラえもんの道具じゃなくて、ドラえもんがほしいというのが分かる…。
さぷりがいしゃのためだろうか
次に飛び込んできた会話は「サラダ」 整くんも生野菜はちょっと苦手、と思いつつ「一日にこれだけの野菜を食べましょう」なんてよくテレビで言ってるけど、あんな誰も食べてない量を必須と言うのは「何の意味があるんだろう。サプリ会社のためだろうか」あるある~。
おれとしごとのどっちがだいじなのよ
さて今度は突然「オレと仕事のどっちが大事なのよ」 こんなのホントに言う人がいることに驚き、よっぽど自分に自信がないと言えないよねー、と思い、忙しい整くん。
2択じゃない、3択だよと考えてます。“あなた”と“仕事”ともうひとつ、“仕事以外の自分の時間”も大事、自分の自由な時間が男女ともに絶対に要ると思う、と。
りあじゅうだとおもいますけど
さっきの叫び声に「私もあんなこと言われてみたい」「バイトしかしてない」「リア充はほど遠い」などと色んな人の反応がチラ聞こえ。
「リア充だと思いますけど。バイトとか、こういう所に一緒にくる人がいるとか、現実が充実してたらリア充ですよね」とつぶやいてしまう整くん。こういう人が隣にいたら、やっぱりヘンな人。なのに隣の人に、うんうんとうなづかれてる!
いちばんのもんだいはちかんのひがいしゃがいるってことです
次に聞こえてきたのは「痴漢冤罪」をわざと引き起こした女性が、神社の石段で突き落とされたという話。これは事件ですが、「自業自得」「これが2人目」「犯人はやっぱり、はめられた男の人かな」というのが聞こえ、整くんは思わず「犯人は女性だと思います」と声をかけてしまいます。
「なぜ犯人は女性?」と問われた整くん、「まるで痴漢で一番の問題は冤罪が起きることのように言われてしまうけど、一番の問題は痴漢の被害者がいるってことです」
痴漢というと冤罪、という図式ができてしまうと、実際に被害に遭った女性が声を挙げられなくなる、冤罪を作るのかと言われてしまう、だから同性の女性が冤罪事件をわざと作るなんて、絶対に許せないだろう、と。
しらないものはみえないんだな
ライカは美術館に行ったことで、病院の壁に飾ってあった絵画に目が行くようになったそうで「今まで全く認識してなかった。知らないものは見えないんだな」「いいこと言いますね」小耳にはさむ色々なことも、同じ論理ですね。知らなければ無いと同じ。

あなたはいきることではんにんにかったんだと
整くんは昔見たニュースの話をします。アメリカで拉致されていた女性が解放されたとき、近所の人たちや友人たちは拍手をして彼女を迎え、彼女はガッツポーズをして家に戻った「あなたは生き抜いた人、“あなたは生きることで犯人に勝ったんだ”と称賛される」
だから、「あなたはレプリカじゃない。あなたと千夜子さんは、力を合わせて生き抜いたんです」称賛される千夜子とライカ。心の中で拍手する整くん。
なきそうになったじゃないですか
そしてライカは恐らくずっと聞きたかったであろう問いを、投げかけます「…整くんは、どうだった。誰か 生き抜けなかったのか」
整くんの祖母が常軌を逸した人で、母親が物理的にも精神的にも追い詰められ、自殺。だが整くんは、誰かに殺されたのだと思っている…。「母はいつも言っていました。『ごめんね。あなたを可愛がってあげたいのに、感情が平坦になってしまって、何も感じないの、ごめんね』」と。
「整くん…。整くんの痛みも、代わってあげられたらよかったな」とライカ。二人の中に暖かく通い合うひと時が確かにあり「泣きそうになったじゃないですか」

整くんと一緒にいて楽しい、というライカですが「消える時に消える そういうものらしい。だから、今までどうりに、普通にしててくれ」 う~ん、恋物語なんだけどなぁ、普通だったら。
【ミステリと言う勿れ】26話 深読み感想
フルーツサンドを買うための行列に並ぶ。あんまりそういう事をしそうにないイメージでしたが。ライカに食事制限がないとわかったので、おごってあげたいかも(笑)ちょっと作ってみたくなりました!
バスジャック事件の時、「一番いやな殺され方」を聞かれたときの答えの意味が分かりましたね。事故か事件に巻き込まれて死んだのに、自殺と片付けられてしまうのがイヤだと。ガロくんは自意識が高い、と言ってましたが、そうじゃなかった…。整くんは母親の死の事実が知りたい。ガロくんと似てますね。真実は人の数だけ、だから事実が知りたい。
整くんは「中野京子さんの文章が好き」とつぶやいてますね。「怖い絵」シリーズとかかな?
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