「ミステリと言う勿れ」28話-9巻の見どころを名言かるたで謎解き!今回のEpisode13-2「誰も寝てはならぬ」は整くんの巻き込まれた双子見分け事件。実は双子ではなく三つ子だったことが解明、その見分け方とは?そしてなぜ入れ替わりが生まれたのか?解読解決青年・整くんの三つ子の謎解きが始まります。

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【ミステリと言う勿れ】28話 今回のざっくりあらすじ
双子は実は三つ子だった!子供たちが入れ替わり双子に見せかける、それは三つ子の母・鳩村一葉の悲しい過去からの妄想が原因だったのです。そしてなぜ叔父の晃次が執拗に双子を見分けたがっていたのかも、ついに解明され…。三つ子と整くんたちに危険が迫った時、突如、現れたのはガロ!
【ミステリーと言う勿れ】の愉しみどころは、謎解きが二重になっているところ。「見える事件」と「隠れてる事件」が真犯人探しの段階で明らかになってくる、そういう二重底の謎解きになっています。そして前提が違えば、自ずと見えるものも違ってくる、双子に三つ子、みんな一筋縄ではいきませんね…。
漫画を読むお楽しみがなくなっちゃうので、犯人や謎解きは書きません。整くんの名言の数々をご紹介します! 27話 Episode13-1は8巻に収録されています、読んでね!
【ミステリと言う勿れ】28話【いろはかるた】で深読み
エピソードの中のいろはかるたで整くんとの会話を楽しんで!
27話 Episode13-1 はこちら
そうおもうことがしんぱいなんです
双子座生まれの母・一葉の誕生石アレキサンドライトというからつけられたのが、三つ子の名前でした。実都子・有紀子・藍糸子と振り分けられた名前には、順番がちゃんとあったんですね。
三つ子は自分のカラーを持っていて、今日は誰が実都子・有紀子役なのか分かるようにと、赤・黄・青のアヒルで示されていたのでした。
入れ替わっていることをアピールしないといけない、特定されると危険。だから3人で身を守りあっている、と解明を進める整くんが「どうしてそんな途方もない努力をしてるんですか」と問いかけると、三つ子は「努力なんかしてないよ」と応えます。「そう思うことが心配なんです」
わたしのせいじゃなかったの
三つ子の母の一葉は双子でした。そしてさらにもう一人妹がいて、お風呂に入れてあげているときに事故で亡くなってしまいました。それを母に責められた一葉は、罪の意識にずっと苛まれていたのです。
母は酒浸りとなり離婚。双子の妹は家を嫌い渡米。自分のせいで家族崩壊。それが一葉を追い込んでいき、壊れる寸前だったのに、ある日「わたしのせいじゃなかったの!」と言い出し、「自分たちは三つ子だったから、下の子は殺された」と記憶を改ざんすることで、救われたのでした。
こわいおじさんがさらいにやってくる
立ち直った彼女は結婚し、妊娠しました。ところがそれが三つ子と分かり…、彼女は「下の子が殺される」という妄想に脅かされるようになりました。そして三つ子を双子と偽り、一人は隠されることになったのです。
子供がほぼ同じ体格になったころ、入れ替わりはゲームのように始まったのです。誰が誰かバレちゃダメなのよ。「いい?もしバレちゃうと 怖いおじさんがさらいにやってくるからね」
この前、整くん言ってましたよね。どうして日本語って、叔父さんもおじさんも同じ読みなのかって…。あれも伏線?
つたえないとかんがえてないのとおなじ
一葉の母、三つ子のお祖母ちゃんを老人ホームに尋ねた整くんは、そこに伝書鳩のアイコちゃんを発見します。三つ子が鳩のアイコちゃんを使って文通していたのはマキちゃん、それがお祖母ちゃんだったのです。
そしてそれは母の一葉から受け継がれたことでした。二人は和解をしており、マキちゃんは「ごめんなさい、ひどい母親だった、お姉ちゃんのせいじゃないのに、ひどいことを言った!」と、娘の一葉に伝えることができたのでした。
「伝えられてよかったですね。伝えないと、考えてないのと同じだから、相手にとっては」と整くんはは静かに肯定。
やくわりじゃなくてなまえでよんでほしい
娘の一葉を「お姉ちゃん」としか呼ばないマキさんに、整くんは思わず「どうして名前で、呼んであげないんですか」と問いかけるのです。
整くんは詩さんの料理の下ごしらえを手伝いながら「どうして子供のこと、お兄ちゃんとかお姉ちゃんって呼ぶんだろう」「僕いつも思うんです。役割じゃなく、名前で呼んで欲しいって」と呟くのですが…。
まぁ、お姉ちゃんという役割で呼ばれることで、妹を死なせてしまった悔いはより強められたでしょうし…。
すみませんみじゅくでした
整くんは家政婦の詩さんにも「親御さんには”お兄ちゃんお姉ちゃん”じゃなく、名前で呼んであげてほしい」というのですが、詩さんは「そうね わたしもそう思う」と言いつつ…。
小さい頃は自分の名前で呼ばれたことがなかったから、自分の名前で呼ばれることが幸せだと思ったという詩さん。でも、歳を取ってきて分かったことがあると言います。「もし親兄弟がみんな亡くなってしまうと、もう誰も”お姉ちゃん”とは呼んでくれない。”詩さん”て呼んでくれる人は、これから先もいるかもしれない。でも、”お姉ちゃん”て呼んでくれる人は、もう決して出てこないの」

「だからこれはこれで、一つの家族の宝物」という言葉に、あぁ…「すみません 未熟でした」と頭を下げる整くん。一人っ子の整くんは目から鱗なのでした…。
はじめてのながたびかい?
さてそこへ叔父の晃次が突然現れ、「もう見分けなくていいんだ…」と安堵の吐息を漏らすと、3人目の藍糸子だけを残し後の全員を小舟に乗せ、、海に流すようにと部下の楡崎に命じました。
海に子船を流す直前に、楡崎はヘミングウェイの「老人と海」の一節をそらんじました。
「殺さにゃならん、だが、あの星たちは、嬉しいことに、殺さなくてはいいのだ」
「あれを持ってくるんだった。そういうものはたくさんある」
「初めての長旅かい?」
そして彼は牽引していたロープを切ると、立ち去っていきました…。
あなたをこうげきしてるんじゃないんです
寒い海に漂流している整くんたち、「眠っちゃダメだ」と雪山遭難みたいな状況に、子供たちに意見のやり取りの練習をしようと持ち掛けます。
気持ちとは関係のない、意見のやり取り。その訓練がないこの国では、意見を戦わせているだけなのに、つい人格攻撃になったり、人格否定になってしまう。ケンカじゃなく、議論をしてほしい。だから練習です、と討論を実都子・有紀子に仕掛けるのでした。リンゴとみかんの討論会。
リンゴのいいところをアピールする役と、それを反撃していく役。次第に攻撃によるムカついてくるアピール役に、整くんはリンゴの話をしてるだけなんだと説明します。「あなたを攻撃してるんじゃないんです」「なるほど」とみんなが納得。
みえるものがちがう
ウトウトしそうなみんなで、何とかおしゃべりを続けようとしていると「ねー、老人と海ってどんな話?」と聞かれた整くんが「セリフはすごくおもしろいが、何を言おうとしている話なのか分からない」と呟くと…。
「歳を取ったらもう一度読むといい。見えるものが違う」と庭師の畑中さんに言われ、楡崎が残した「初めての長旅かい?」という一節から、あることに気づきます…。
これはゆめだよ
「初めての長旅かい?」それは老人の船に小鳥が来たときのセリフ。そして船には凍えそうになりながらも、鳩のアイコちゃんが追ってきていたのです。手紙をマキちゃんに託す子供たち。
でもどうやって船の位置が分かるのか? 楡崎は救助信号を忍ばせておいてくれたのでした。救援を待ちながら、まどろむ整くんの前に現れたのは、ガロくんでした!
「これは、夢だよ」と笑うガロくんに、姉の愛珠を殺した犯人の腕を送ってきたのは君か、どうして?犯人を殺したのかと整くんが聞いても、ただ微笑むばかり。ただ指輪のことだけは自分が送ったことを認めるのでした。
つごうよくにぶい
「わかっていることすべてを、教えるわけにはいかない。君が危なくなるから。手伝ってくれたら、嬉しい」と言いながらも、「俺と一緒に行かない?」と、ガロくんは整くんを誘いますが「自分だけ行けないでしょ。子供たちもいるんだし」と応える整くんに…。
「都合よく… にぶい」とだけ言って、クルーザーへと飛び移り去っていくガロくんなのでした…。

なかなかこわいです
さて、一件落着した後はいつものように足湯。「ガロくんは何しに来たんだろう」という整くんに、「会いたかったんだろう」と応じるライカ。
記憶を改ざんしたことで救われた一葉とその母。だが子どもたちには明らかに影を落とした、と憂える整くん。
「僕も知らないうちに、全く悪気なく、子供たちのセメントに何かを落とすことがあるんだろうな…って。なかなか怖いです」
そんな整くんを見るライカのまなざしが優しい。「それがわかっているなら、自覚して先生になればいい」無意識の言葉の残酷さって、一番鋭かったりしますよね…。
次はガロくんの番外編。ついに鳴子巽登場!
【ミステリと言う勿れ】28話 深読み感想
叔父さん叔母さんとおじさんおばさん、の事こういうところでうまく使ってますよね~。「お兄ちゃん、お姉ちゃん」の呼び方論も面白かったですね。これはやはり歳を重ねてから、しみじみ感じてくることなのかも。大概「お兄ちゃんなんだから!」「お姉ちゃんのくせに!」という使われ方をするから、ダメなのかなー。
ガロくん、海に現れるなんてカッコよすぎるんですけど。まぁ、海上生活者だから、救援信号見てきてくれただけなのか?それともやはり、それなりに整くんの動向をチェックしてるのか?ここも謎。
一葉の双子座の指輪は、やはり「誰かからもらったもの」だということが分かりましたね。そして「ある日突然、記憶が改ざんされた」というところ、やはりカウンセラーの存在があるのでは?
指輪の謎、まとめてみたので読んでね!

奇想天外な三つ子入れ代わり立ち代わり作戦でしたが、これで指輪に関するガロくんの追跡と整くんの追跡がクロスしましたね。二人が一緒に「常々考えてるんですけど…」「ちょっと気になって…」とかやり取りしてくれるのが、楽しみ~!
「都合よく、鈍い」整くんでよかったんですよ。ハヤが言う通り「彼にお前と行く選択肢はない」ガロくんと一緒に行くということは、棒高跳びに参加することになってしまうもの。そしてむろん、そんなことは重々わかっている鈍くないガロくん、それでも…「言ってみたかっただけ」
う~ん、セメントに落としちゃったかも…。
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