「ミステリと言う勿れ」最新話36話-11巻の見どころを名言かるたで謎解き!Episode15「失われた時を重ねて」相良レン君から「変なバイト」を一緒にしようと誘われた整くん。それは見つからないままのタイムカプセルの在処を探すことだった!
【ミステリと言う勿れ】36話 今回のざっくりあらすじ
今回は閑話休題的エピソード。大学の同級生・相良レン君からいきなり「変なバイト」に誘われた整くん、何かあっても君なら何とかなるよね、とレン君に言われ、一緒にバイトに行くことに。それは30年前に埋められたまま見つからないタイムカプセルを探すこと。レン君とバディを組むことになった整くん、2人で見つけたものは…?!
【ミステリーと言う勿れ】の愉しみどころは、謎解きが二重になっているところ。「見える事件」と「隠れてる事件」が真犯人探しの段階で明らかになってくる、そういう二重底の謎解きになっています。
漫画を読むお楽しみがなくなっちゃうので、犯人や謎解きは書きません。整くんの名言の数々をご紹介します!
ミステリと言う勿れ】36話 【いろはかるた】で深読み
エピソードの中のいろはかるたで整くんとの会話を楽しんで!
【ミステリと言う勿れ】35話 Episode14-6はこちら
なにもかもわからない
レン君に同級生だからため口でいいじゃん、と言われた整くんは「ため口にしたい人と、したくない人がいる」と言うのですが、じゃ、ため口にしたい人にいれて、とレン君に押し切られます。そして「一緒に変なバイトしない?」と言われ…。「何もかもわからない」と呆然。整くんにとって、レン君のコミュ力の凄さも、こうして押し切られる自分も、理解不能? バレンタインに彼女と美味しいものを食べに行きたいから、バイト料を稼ぎたいというレン君の言葉に、整くんちょっと反応。思い浮かぶはライカ?
あんしんできるものをさいごにとっときます
バイト会場では一次試験のように問題が出され、坂巻夫人からプリントを読んで感想を書くようにと言われます。それは誰かが書いた日記のような文章なのですが、提出した後、おやつが出されました。しかし、整くんは食べませんね。犬堂家の時もそうでしたが。何でも食べちゃうレン君は、相変わらずアンケートを取りまくり「好きなものを最初に食べるか、最後にとっておくか?」と整くんに尋ねます。
早く見えなくなるように嫌いなものから食べる、と答えた整くん。「あと、安心できるものを最後にとっときます」という整くんに、ちょっと考えるレン君。
ひとにみせるためにかいたにっきってなんだろう
さて、無事に一次試験を通過したレン君と整くんは、提出した答えについての説明を求められます。誰かの日記らしき文章に書かれていた日付と曜日、そして前日からずっと雨ふぁったという記述から、それが書かれた年代を割り出したレン君の考察に、感心する整くん。そして整くんの考察は、頭文字を繋げて文章を作るために書かれた不自然な文章、つまり人に見せるために書かれたものだというのですが、「人に見せるために書いた日記って、なんだろう」と、次への考察に続く思考に、レン君は感心するのでした。
だれにきづいてほしいんだろう
22年前に埋められた卒業記念のタイムカプセル。埋めた生徒会長が若年性認知症となり、何処に埋めたのかが謎のまま。それをずっと気にしている夫のため、タイムカプセルを見つけたいという妻の願いで、与えられた日記や地図などの資料を基に、その在処を探すことが今回のバイト。
そして日記の中に「きっと気づいてくれる」「きっと伝わるはず」という文章と、ヒントになる言葉を見つけた整くんですが、「誰に気づいてほしいんだろう」という、次の疑問が…。
なはたいをあらわす
『普段どんなことを考えてるのか?』というレン君の問いかけに、『「横切る」があって「縦切る」がないのは何故か』『なぜ「北南」ではなく「南北」なのか』とか、整くんワールド全開に、レン君は思わず「やっぱさ、整くん、なまえにノートが2冊入ってるだけある」と感心。『くのうととのう』にはのうとが2回。知らなかったと、ちょっと感動する整くん。

では、と考えて「さがられん」には「山河」あり。『広くていいと思います』という整くん。「名は体を表すかなっ。ありがとオッ!」とレン君。少しずつ息が合ってきましたかね?
いわかんはつきつめてください
マンホール好きのレン君は、地図とマンホールの図柄との組み合わせから推理を進めていくのですが、資料の写真と同じ時間、同じ場所にいたのに、何か写真に違和感があるというレン君に、整くんは「違和感はつきつめてください」とエールを送ります。違和感を突き詰めるのが、整くんの推理法なんですね。
うつくしいところからうばわれていく
マンホールの図柄が切り絵だというのがヒントとなり、地図上の黒いしみが汚れではないことに気づきます。そして本当のことを言ってほしいという整くんの要請に従い、秘書役だった桐江が実は夫であり、坂巻夫人自身が認知症だと判ります。
憧れの存在だった彼女、本当は優しく明るい人だったのに、病気のせいで変わってしまった彼女のためにカプセルを見つけたかったというのです。「本当は心底優しい人です。彼女の美しいところから奪われていくんですね」と涙する夫。
そしてレン君がマンホールの図柄をヒントに、カプセルが埋められていると思われる場所を推理。しかし、絶対ここ!と思った場所は、既に調査済みで外れ。しかし、そこまでのすりの整合性を認めた整くんは、レン君に、写真の違和感をつきつめたか、と…。やがて二人は同時にカプセルの場所が分かりました。バディ結成!

やさしいひとはにがてです
カプセルは無事見つかり、一瞬にしろ記憶を取り戻した夫人が「あれっ、見つかったの?何か入ってた?」とにこやかに問いかける彼女に、自分へのラブレターを見つけ「うれしいものが入っていた」と答える夫。二人は「いいバイトだったね」と穏やかな気持ちになります。

「元気出た?」とレン君の気遣いに、ちょっと驚く整くん。彼女に会いに行くというレン君に「好きな人がいるって、楽しいよね。整くんのことも、オレ好きだけどね」と言われ、嬉しい驚きを隠せない整くんですが、「でも僕、元気じゃないのバレるとかイヤなんで、優しい人は苦手です」と呟いてしまうのでした…。
【ミステリと言う勿れ】36話 深読み感想
やっと出てきてくれました、レン君!しかも、登場の仕方がいい。前回の事件で子供の遺体に触れたことが重い記憶となっている整くんに、いきなり「元気ないみたい?」レン君の明るいコミュ力に振り回されながら、お互いを素直に「すごい」と評価し、推理をすり合わせていく…。前回までの青砥刑事とは違って、この明るさと軽さが救い? 今回は事件という深刻なものでもなかったし。
レン君は整くんにとって人との繋がり方を学べるいい存在、でも自分の内面に踏み込まれたくない整くんは「優しい人は苦手」と呟いちゃうんですね。優しくされることで、自分をさらけ出すのが怖いと思っているようで…
しかし、最後に「ライカさんに会いに行こうかな… ライカさんにはバレてもいい…」と、人恋しい気分を味わっているあたり、やはり春近しかな? しかし、ライカは春にはいなくなる… それはそれで切ない…
レン君は凄く空気を読める。しかしそれだけでなく、人を思いやる力もコミュ力に負けず凄い。この二人、軽めの事件を今後も扱っていって欲しい。
今回TVドラマでEpisode 10 アイビーハウスでの事件が放送され、レンくん登場に期待していたのに…
これじゃ、先々レン君とのバディが… 残念。
【ミステリと言う勿れ】を今すぐお得に読むには
ミステリと言う勿れを全巻一気にお得に読む方法、それは電子書籍サービスの特典を利用することです!普通に購入するよりもかなりお得に読むことができます。
まだ利用したことのない電子書籍サービスであれば、初回に使える特典を利用することで他の作品もお得に読むことができます。
ぜひこの機会にお試しを利用して、初回特典を使ってみてください。
コメント