【応天の門】11巻 ネタバレ&みどころ 平安歴史ミステリー

あらすじ

【応天の門】11巻のネタバレ&みどころです。道真を廻り、廻る運命の輪…。大納言・伴善男に頼まれ、椿の精に惑わされているというある貴族の元を訪れた道真。そこで出会ったある貴族とはー。道真&業平の最強バディが解き明かす平安歴史ミステリー。

【応天の門】11巻 57話 菅原道真、山中に椿の怪を見る事 Ⅰ

突然道真を訪ねてやって来たのは大納言・伴善男。父・是清は白梅を通じて道真には帰って来るな、と伝えていたのですが、運悪く紀豊城につかまり、仕方なく大納言に会うことになります。大納言は例の暗殺未遂の件で道真に命を助けられたことがあり、それは是清の知らぬことでした。

善男はあの事件は「酒を飲み過ぎた時に世話になった」という形で通すようでした。そして道真の博識に驚いたと言い出し、病に罹っている自分の縁者の若者に、何か助言をしてやって欲しいと頼むのですが、自分は薬師ではないからと道真は断ります。

すると、病は「木に精を吸われている」いわゆる物の怪ではないかというのです。大仰にしたくない、自分からの頼みだとも言ってくれるな、と大納言が頭を下げて頼むポーズをとるので、父・是清も断ることが出来ず、道真はその若者の住まいへ行くことになりました。

植木を愛でて暮らしているという若者は、いつまでも花の咲かぬ木に精を取られて、このままでは死んでしまうと従者が心配している、どうか診てやってくれ、と言うのですが。行先も相手の名も教えられぬまま、外の見えぬ牛車で連れて行かれる道真は困惑の面持ち。

宇治方面と見当を付けた道真ですが、山奥だと言うのに立派な作りの家へと連れて行かれました。大納言の縁者、道真と変わらぬ歳、一体誰なのか…。そこにいたのは木に精を吸われてやせ衰えた、と言うにはほど遠いふくよかな若者、山奥に院政という割に優雅な暮らしをしているようで、香も書も持ち物は皆上質な物ばかり。

道真が「花の咲かぬ木にお困りと聞き参上しました」と名乗ると、若者は「この木のことか?」と椿の盆栽を見せました。「唐では盆栽として小さな庭を作り楽しむそうだ、10年前に父からもらったのだが、自分は身軽なのが好きでこうして楽しんでいる」と気軽に話す若者。彼の父とは先の帝、文徳帝、彼は今の清和天皇の異母兄・源能有だと悟った道真は、大納言にハメられたことを知ります。

大納言が言った言葉「咲かぬ木を気に病んで…、咲かせるように手助け…」それは臣籍降下した帝の兄に対し見方によっては「皇位を取り返せ」というようなもの、もし今後、能有に何かあった際には道真が焚き付けたように見せたいのか、自分を反藤原の持ち駒としたいのか!と、道真は大納言に憤りを覚えます。

道真は自分が大納言に頼まれてきたこと、ここであなたと会ったという既成事実を作り、能有殿と同じ志を持つ者のように見せたいのだろう、と全てを話します。そして「私は帝にも、皇位にも、勢力にも興味はない。伴家には道真は役に立たなかったと言ってください」と立ち去ろうとするのですが…。

その時、道真の懐から落ちた書を見て驚く能有、それらは道真が持ってきた植物に関するもので、大変な喜びよう。書好きと知り、ちょっと心が動く道真ですが、いや巻き込まれては大変と帰ろうとすると、能有が「お前、面白いなあ」と呼び止めます。

そして確かにこの椿の木が原因かもしれぬ、と言い出します。この椿には女の精がいて、夜な夜な寝所を訪れ精を吸い取っていくのだと言うのですが…。

【応天の門】11巻 57話のみどころ

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腹黒大納言の企みに乗せられてやってきた道真だけど、

この若者は、ちょっと面白いわね~

らっち
らっち

文徳帝の皇子はたくさんいたけど、染殿の明子姫が生んだ皇子が、藤原の力で他を押しのけて9ヵ月とかで東宮になっちゃったからな~

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ストレートにぶちまけちゃった道真だけど、吉と出るか、凶と出るか…。

大納言からしたら、まだひよっこだしね

【応天の門】11巻 58話 菅原道真、山中に椿の怪を見る事 Ⅱ

椿の精が夜な夜な現れる、嘘だと思うなら泊まって見ていけ、と強引に能有に引き留められた道真でしたが、自分の境遇や立場、あれやこれやをひどくざっくばらんに話し続ける能有にあっけにとられてしまいます。そしてもうあと一刻もすれば、椿の精が現れる、と言うのです。

肥料をやったり手当はしているが、花が咲かないという椿の木。しかも夜ごと美女となって現れ「寵愛を受けている椿の精です、一夜のお慰めに」と夢心地にさせてくれると言うのです。「人ではないから浮気にならない」とのんきな能有。そして道真と床の位置を替えようと言い出します。

これも「客人へのもてなし」だと言うのですが、そこへ寝る前に体が温まるという薬湯を下男が用意してきました。そして能有の床に入れ替わり眠りについた道真を、それと知らず「能有様」と呼びかけながら女が現れました。気配に気づいた道長に驚き、人違いと知って逃げていく椿の精…。

翌朝「私の椿はどうだった?」とのんきに尋ねる能有に、道真は「あれは人です」というのですが、ただの夜這いにしては手が込んでいる、と人が来た証拠を探すことにします。近くには車が来た跡があり、新しい牛糞も落ちていました。道真の説明に素直に驚く能有に『自分は又余計な波風を立てようとしているのではないか。理に適わぬとも誰も困っていないのなら…』と、道真は反問します。

先帝・文徳帝には数多の子供がおり、自分の母は身分が低かったから早々に皇位継承の争いからは外れたが、他の皇子は命を狙われそうになったものもいる、生まれのせいで誰かに騙されたり使われたり…。死なないようにするのも大変だ、と能有は問わず語りに語ります。

私は理に適わぬことが嫌いなだけ、でもそれもすべてを暴くことが正しいとも限らない…。道真もまた、自分の真意を吐露します。「もし誰かの謀なら、椿の精の正体が見たいですか?」

椿の精は能有の妻・慈子の謀でした。先帝から続く能有の血筋を絶やさぬよう、何人もの侍女を送り込んでいたというのです。それらの女たちは身籠っており、慈子と共に京の屋敷で暮らしているのだとか…。私の子を産ませるためだけに?と驚く能有ですが、やっと納得した様子。

上昇志向の強い妻はこれからは男より女、娘を宮中に送り込んで玉の輿を狙う、と鼻息が荒い様子。能有も他の女たちの産む子の名前を考えよう、などといったって楽天的。これ以上の長居は大納言の思うつぼ、と帰ろうとする道真ですが、「これは政の話ではないですからね」と釘をさしつつ、椿は庭に植えかえれば、ちゃんと根を張って花が咲くでしょうと、アドバイス。

自分は反藤原で一緒に動く気はない、利用されるのは嫌だ、と言う道真に「あと20年もすればどうなるか、考えたことはあるか?」と能有は語りかけます。自分の名が呼ばれて必要とされたとき、その時自分に何ができるか考えている、いつか宮中で会うことがあったら、またいろんな話をしたいな、という能有に『機が熟すのを阿保のふりして待つと言うのは、あの立場上、賢いのかも知れない。では私は?』と自問する道真でした…。

引用【応天の門】灰原薬

【応天の門】11巻 58話のみどころ

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うわ~、この人好きかも、能有さま!

道真と同い年、18歳なのよ!

らっち
らっち

こういう穏やかに賢い、っていいね。

20年後を見てるのか…。

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誰からも利用されない立場を保ちつつ生き延びるには、長い月日だわね~

道真は聡すぎるし、それを隠す術を知らないし…。

らっち
らっち

狙われやすいかも…。

【応天の門】源能有は大器晩成?
【応天の門】の11巻に登場する源能有とは、どんな人物でしょう? 道真と同じ18歳、宮中での再会を期した能有、本当に大器晩成?最後は右大臣にまで官位を進めました。先帝・文徳天皇の皇子第55代天皇・文徳天皇が父、母は伴氏としか...

【応天の門】11巻 59話 菅原道真、山中に椿の怪を見る事 Ⅲ

道真は宇治からの帰り、そのまま大納言の屋敷へ向かいます。それを予期していた大納言との駆け引き。大納言の威圧感に押されながらも道真は「能有様はいたってご健勝。反藤原派の密談など大納言様のご期待に添えるようなことはありません」と、真っ向から勝負。

能有様は高貴な血筋の方、自分は一介の文章生、何か不始末があれば父に迷惑がかかるので、もう私にはかまってくれるな、と切り出す道真に「儂が誰かわかっての言葉か」という大納言でしたが、道長の度胸が気に入ったようでした。

これ以上権力争いに巻き込まれたくない、という思いを一層強く胸に抱きながら帰る途中、突然牛車が襲われます。大納言とのやり取りを盗み聞きしていたらしい紀豊城が、道真を懲らしめようと襲ったのでした。そこへ運よく業平が通りがかります。

業平はちょうど多美子姫入内の折の騒動の件で、豊城に話を聞こうと出向いてきたところ。殴られた様子の道真に何があったのか詳しく聞こうと、邸へ送りがてら牛車に乗りこみます。大納言との一件を聞き、毒殺未遂のことを知らない業平は、既に道真が大納言とのつながりがあることに驚きます。

能有のことを聞き「お前の見聞を広めてやろうという、大人の配慮とは思わぬのか?」と業平は言いますが「誰にも与したくない。駒として使われたくない」と道真。だが業平は、いつまでもふらふらしていると本当に利用されることになる、と忠告します。

お前が好きなことが出来るのは、お前と管家の為に父・是清が宮中で踏ん張っておられるからだ、汚い権力争いに巻き込まれたくなければ、全てを諦めて暮らすか、お前が力になるかだ、と業平は道真に言います。では、あなたは?と問う道真でしたが…。

その頃、高子のもとに兄・基経が訪れていました。基経は道真がかつて高子の屋敷に来たことを知り、探りに来た様子。素知らぬ風に応じる高子は「自分に頭を垂れぬ者は、みな敵だと思っているのだろう」と揶揄しますが…。

【応天の門】11巻 59話のみどころ

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また生臭い方向へと、話がいってますよね。

ほんとうに高子姫と基経の確執は、根深いと言うか…

らっち
らっち

ある意味、似た者同士というか…。

高子姫が男なら、強力なライバルだったかも

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たかが18歳の物知り小僧、政では役立たぬ、それを勘違いして己惚れるな、って、さすが業平さま…

【応天の門】11巻 60話 大路に髪切る鬼の現わるる事

その頃、京では女の髪を切り取っていく鬼が出没していました。長谷雄がそんな噂話を道真に聴かせていると、業平がやってきて、襲われた者たちの話では髪切り鬼は「年は分からないが、色の抜けた髪をボサボサに振り乱し、顔もあばただらけで、ギョロギョロ怖ろしい目をしていた女」どうも白梅ではないかというものがいるとの事。

結局髪を切られた4人の女たちに白梅を見せたところ、違うということが分かり、業平の手配で犯人は無事つかまり、軽く一件落着。

実はこのところ白梅の挙動がおかしい、誰かと恋文を交わしあっているようだ、と心配していた桂木たちは白梅の隠していた文を見つけてしまいます。それは玉虫姫あてに来た恋文の数々を持ってきていたもの、昭姫の店で恋文の代筆を頼まれるので、それらを密かに読んで手本としていたらしいのです。

恋に恋する白梅、時折見かける業平さまに眼福、幸せ! まぁ、良かったですけど(笑)

家で寛いでいる道真を、突然やってきた検非違使たちが…。

【応天の門】11巻 60話のみどころ

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今回は白梅で息抜き~。しかし白梅の歳が分かりました!

白梅とは?に書き足したので、読んでね

「応天の門」 白梅は何歳?
「応天の門」で道真に使える女官が白梅です。なかなかの愛されキャラですが、何歳なのか不明?「玉虫姫」の文の返書や、漢書の知識を担当していた玉虫姫の分身のひとり。怖がりのくせに好奇心旺盛で、色んなことに首を突っ込み、道真を引っ掻き回す役どころ...
らっち
らっち

しかし、あんな犯人と間違えられるとは!

白梅だってショックは隠しきれないね

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息抜きした後ですが、何やら道真が事件に巻き込まれたみたい?

次回から新章が始まりますよ!

【応天の門】11巻 61話 菅原道真、盗人に疑わるる事 Ⅰ

突然やって来た検非違使たちは、盗人と殺人の疑いで道真を引き立てていきました。魂鎮めの祭りの日に、市中で起きた事件の犯人だと疑われたのですが、あの夜、自分が何をしていたか(伴善男の毒殺未遂事件)は言えず、しかも業平は不在。

容疑は祭りの日に硯を盗み、家人に傷を負わせ殺害した罪だと言うのですが、身に覚えのない道真の前に、殺された男の息子が目撃証人として現れ、犯人だと名指し。身の証を立てるにはあの夜の行動を話さねばならず、伴善男とこれ以上関わりたくない道真は躊躇します。

時間がずいぶん経った事件を何故今頃に、ただぶつかったと言うだけで疑うとは、と追及する道真。殺された男の息子は「あの硯は家宝だった」大事な形見、絶対に取り返すと言って聞きません。死ぬ間際に親父が「学生…」と口にしたことで、お前が犯人だと言いたてます。

検非違使たちも業平の側で偉そうにしている道真が、常々気に喰わなかったこともあって、道真の言い分に耳を貸したがりません。業平が戻るまでの時間を稼ぐには、自分が犯人を探し出すしかない、と考えますがおいそれとは解放してくれません。

あの夜のことを話しては大問題になる、父にも、いや菅家すべてに被ってくる、何とかせねばと焦る道真。その頃、宮中の是善の元に知らせが行き、是善は慌てて退出します。その様子を見ていた基経は…。

【応天の門】11巻 61話のみどころ

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因果は巡る~。やっぱり伴善男は疫病神かも…。

こういう時に、業平さまはいったい何処に?!

らっち
らっち

一つ嘘をつくと、色んなとこに引っかかってくるよね。

このところ道真は、秘密を多く抱えすぎてるし

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める

毒殺を計画したものが仕返しで、道真をハメた? 

思わず勘ぐっちゃうけど、基経も出て来たし… 不安~

【応天の門】12巻 ネタバレ&みどころ 平安歴史ミステリー
「応天の門」の第12巻ネタバレ&みどころです。盗人の疑いをかけられた自分を解放させた人物が藤原基経と知った道真。彼の真意を知るため、基経の元を訪れたがー。道真&業平の最強バディが解き明かす平安歴史ミステリー。応天の門 12post...

各巻の深読み・ネタバレはこちら

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