【応天の門】7巻 ネタバレ&みどころ 平安歴史ミステリー

あらすじ

平安歴史ミステリー【応天の門】7巻のネタバレ&見どころです。「頼む業平、多美子を攫ってくれ! でなければ、あの子が殺される」高子の依頼で入内が決まった多美子姫に起こる異変を調べることになった道真。一方、業平も常行から多美子の警護を頼まれ……!? 道真&業平の最強バディが解き明かす平安歴史ミステリー。

【応天の門】第7巻 34話 藤原多美子、入内の事 Ⅰ

「多美子を攫ってくれ!」という常行、多美子の入内が無事に執り行われるまでの間、業平に匿って欲しいというのですが、「藤原にまだ恨みを持っているかも知れない自分を、なぜ信用するのか?」と問う業平に、「多美子が入内すれば、お前にも都合が良いだろう?」と応じる常行。業平は「そこまで楽天的ではない…」とつぶやくのでした。

伴善男の屋敷では、藤原の内紛に大喜びでした。双方が潰しあってくれれば都合が良い、と善男はほくそ笑みます。それを密かに盗み聞きする豊城…

高子の屋敷に良房と基経が訪れ、多美子の入内に悔しさを募らせ、「なに男皇子を産まれなければ意味がない」というのでした。

その言葉に慄く高子の耳元で、基経が「わずかでも期待したか? その希望がそなたを苦しめるぞ」と言い放つのでした。

多美子に何かあれば自分の入内を急がせるに違いない、多美子を何とか無事に入内させなくてはと高子は策を練ります…

【応天の門】第7巻 34話のみどころ

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高子さま、希望すら抱けないなんて気の毒すぎ~。

しかし、基経め! 急所を一言で突く術がうますぎるっ!!

らっち
らっち

男皇子さえ産まねば平気~、ってはっきり言うね!

男皇子を産むかだけが、姫君に望まれてることなんだよな

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そう、逆に貴族の家では、いかに美しい年頃の姫君をたくさん持てるか、よね!

女御となって男皇子を産んで、その皇子が帝になれば、外戚として力をふるえるんだもの~。清和帝の母君・染殿みたいに、っていうか、そのお祖父さんの良房!

らっち
らっち

でも常行って、どういうキャラ? 人が好いのか? 

でも業平をうまく使おうとしてるよね

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業平さまも高子さまも、希望を抱けば抱いただけ

余計に苦しむのかなぁ…

らっち
らっち

そうだな~。それに多美子姫が無邪気なだけに、

何かまた切ないよね? 入内ってちゃんとわかってるのかな?

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ほんとうに可愛い~! なんか無事に入内して!って思っちゃう

何やら不穏なことが仕組まれてそうな気がするけど…

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【応天の門】第7巻 35話 藤原多美子、入内の事 Ⅱ

多美子の屋敷で何か良からぬことが起ころうとしているのでは?と案じた高子が練った策、それは退屈しのぎに書を借りたいと、菅原家に文を送る事でした。

何とか白梅を邸へ呼ぶことに成功した高子は、白梅に多美子の屋敷に漢学の師として入り込み、何か怪しいことを見聞きしたら道真に伝えて欲しい、と頼むのでした。

「藤原の権力争いなんて、一番関わりたくない、関わってはならぬ」と、兄・吉祥丸の無念な死を思う道真でしたが、幼い多美子姫のことを心配する白梅に、仕方がないと承諾するのでした。

さて、多美子の身を案じる常行はあの百鬼夜行の正体に気づいていました。自分が殺されなかったのはなぜかと考えているその時、基経がやって来て多美子の入内に関して嫌味を言います。

「無事に入内できればの話だが」という基経に、「多美子に何かあれば俺は藤原を潰すぞ」と常行は脅しをかけるのですが…。

【応天の門】第7巻 36話のみどころ

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やっぱりモノに弱い道真! 今度は唐物の陶硯ですって!(笑)

高子さま、道真を動かすツボをほんとよく知ってる!

らっち
らっち

あのあぶりだしの文の書き方は、鬼退治の時のだね。

業平殿はいろんなことを、高子姫に文で伝えているんだね

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それにしても、何かや不気味な方向に行きそうじゃない?

床下の物音とか? やっぱり良房? それとも基経が?

【応天の門】第7巻 36話 藤原多美子、入内の事 Ⅲ

多美子姫の寝室の床下から聞こえる不気味な物音。正体を探るため、白梅自ら床下へと潜入します。するとそこにはおびただしい数の鼠が、米粒に群がっていました。しかもその米粒は床板に打ち込まれた藁人形から零れ落ちているのでした。

その藁人形は呪詛用の形代で、白梅は祟りを怖れるのですが「呪いや祟りなどない」と道真に一蹴されてしまいます。

「怖い思いまでして長いをする必要はない。高子姫には悪いがさっさと引き上げてきなさい」という道真に、白梅はもう少しだけ多美子さまの側にいさせてくださいと懇願するのでした。

翌日、白梅が草で鼠を燻していると、鼠が台所に逃げ込んでいきました。慌てて追いかけてくる白梅は、姫への食事を運ぶ女官・深雪にぶつかってしまい膳をひっくり返してしまいます。それを食べた鼠が死ぬのを見て驚く白梅。誰かが毒殺を指示?

多美子を案じた常行がやってきて、白梅が鼠退治をしてくれたと無邪気に話すのですが、白梅が菅原家から来たと聞くと「菅原…」と何かや思うところありそうな表情をするのでした。

【応天の門】第7巻 36話のみどころ

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毒よ、毒殺! 藤原のお得意じゃないの!!

らっち
らっち

この毒って、あの百鬼夜行の毒?

いや、今回は即効性だよ!

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でもどうして、また藁人形が?!

まだ他にも良房とかの手のものが入り込んでいるってこと?!

らっち
らっち

えー! 誰?

誰だろ? 気になる―!

【応天の門】第7巻 37話 藤原多美子、入内の事 Ⅳ

多美子の屋敷で白梅に出くわした業平は、道真の屋敷で今までのいきさつを聞きます。多美子の無事を案ずる高子の策と知り、業平は白梅にこのまま多美子の屋敷にいてくれるよう頼みます。

多美子が別邸から父・良相の屋敷に移るまでの道筋が狙われやすいが、過剰な警備もできず、まして夜は百鬼夜行の噂もあるから用心しなくてはならない、という業平の言葉に「百鬼夜行」を思い浮かべる道真。

さて、その頃昭姫の店では、伴善男の甥の豊城が下女の小藤に狼藉を働こうとして、騒ぎになっていました。小藤を助けようと勇を奮って飛び出したのは長谷雄! なんと小藤をかけての双六勝負になってしまいます。

この騒ぎを聞いて駆け付けた業平は、豊城の持っていた剣が検非違使のものであることに気づきました。

勝算もなく一発勝負に出た長谷雄に呆れるみんなでしたが、業平は長谷雄に何やら手伝いを頼むのでした。

さて、良房の屋敷では多美子入内のための護摩焚きが行われており、基経は「手ぬるいことを」と笑います。そこへ多美子の毒殺を仕損じた報告が入り、基経は出は自分も物の怪の手を借りると言い出します…。

【応天の門】第7巻 37話のみどころ

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なんかいや、豊城が不気味!

業平さまに高子姫との駆け落ちのことで、ネチネチ言うし!

らっち
らっち

また何かしでかすのかな? 応天門の変への

下準備が始ってきてる感じがするね

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それと基経! やっぱり毒を持ったのはあいつ!物の怪を使う、ってどういうこと?! この間から百鬼夜行の話がチラチラしてて、これも伏線?

らっち
らっち

ありかも。

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でも私、今回は長谷雄をちょっと見直しちゃったわ! 

小藤さんを助けるために声をあげるなんて、エライ!

はせくん
はせくん

えへへ~

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さすが悪運と人を頼ることにかけては天才!(笑)

【応天の門】第7巻 38話 藤原多美子、入内の事 Ⅴ

多美子の入内を祝してという名目で、藤原良房の屋敷で三日三晩の間、民衆に粥がふるまわれるというので大変な行列ができていました。良房がなぜ?と怪しむ常行でしたが、実は発案者は基経でした。

道真と業平は多美子をどうやって無事に父・良相の屋敷まで運び出すか、策を練ります。常行の協力を図るため、業平は計画を打ち明けます。驚く常行でしたが「大切な者を誰にも知られずに連れだすにはどうすると思われるか?」と業平は言われ、「なるほど」と納得するのでした。

日が暮れ、多美子を乗せた牛車が出発をしました。その時、百鬼夜行の行列がやって来ました。「あれは妖などではない」といった道真の言葉を思い出す業平。すると常行が「業平、臆するな。こいつらは物の怪ではない。人間なら命じた奴がいるはずだ」と言うのでした。

しかし、そこになぜか豊城が現れ大混乱に! 多美子姫絶体絶命です!

応天の門】第7巻 38話のみどころ

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豊城が出ました! やっぱり多美子姫を攫うつもりだったのね!

それにしても、そこにいたのが長谷雄とは(笑)

らっち
らっち

百鬼夜行、豊城、この二つがぶつかり合っての多美子姫入内阻止作戦!

豊城が引っ掻き回しに出てきたのが、幸いしたというか…

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深謀策略って言葉があるけど、基経は怖いね~。粥をふるまって藤原の点数稼ぎつつ、それを使って襲撃しやすいようにするんだもん

らっち
らっち

百鬼夜行が人の仕業だと知っている道真と常行だけど、今回道真がいなかったから、豊城が出なかったら襲われてたよね? でもいつみても、百鬼夜行が出てくるシーンは闇を背負って出てくる感じで迫力ある!

【応天の門】第7巻 39話 藤原多美子、入内の事 Ⅵ

何と多美子姫の身代わりに牛車に乗っていたのは長谷雄でした!怒りに燃える豊城でしたが、業平たちが来たので逃げていきます。

自分が囮にされていたことを知らなかった長谷雄は散々な目に遭いましたが、多美子姫は無事に父・良相の屋敷にと到着していました。

鬼が攫いに来るから声をたててはいけないと言い含められ、多美子姫は奉納の経典の入った大きなつづらの中に隠れて運ばれたのでした。

翌朝、無事に多美子は入内を果たします。多美子が無事に入内したことを喜ぶ常行は、業平に感謝を述べ、そして問うのでした。「お前だけの案ではないな、知恵のある子鬼でも飼っているのか?」と…

高子の元を訪れた基経に「かわいそうなお兄様、私の力を借りなければ政もできないなんて」と嫌味を言う高子に、「お前こそ藤原の血を最も濃くひくものだ」と基経は応じるのでした…。

【応天の門】第7巻 39話のみどころ

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今回の見どころは、やはり基経・高子兄妹の熾烈なやり取り、では?

高子姫が男だったら、確かに政で手腕を発揮しそう!

らっち
らっち

この時代、権門一族の姫であるという事は、政治力に直結してるし。

12歳とはいえ、無邪気なままに育った多美子姫が稀有な存在

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そうよね、同じ歳の頃には、高子姫は業平さまと駆け落ちしてるんだし。

高子さまはちゃんとわかっていて、連れて逃げてって言ってるもんね

らっち
らっち

なんか、最後が多美子姫と帝の、何となく幼くて

ほのぼのしたやり取りだったのが、良かったね

【応天の門】8巻 ネタバレ&みどころ 平安歴史ミステリー
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