平安歴史ミステリー【応天の門】第1巻ネタバレ&みどころです。業平が女の許からの帰り道、小鬼かと見間違う若者に出くわします。それが道真との出会い、20歳も年が離れた二人の一風変わった付き合いがここから始まります。行方不明の下女かどわかしの罪を問われる友人・長谷雄を助けるべく、二人は真相解明に乗り出していきます。道真&業平の最強バディが解き明かす平安歴史ミステリー。
「応天の門」第1巻 1話 在原業平少将、門上に小鬼を見る事 Ⅰ
その頃、京の都では藤原の屋敷の下女が消え、鬼の仕業かと噂が飛び交っていました。在原業平が人目を忍んでの密会の帰り道、月明かりの下で屋根の上にいた小鬼のような少年に出会います。業平が「賊か、巷を騒がす鬼か?」と問うと、少年は「書を読んでいるだけだ」と答え、業平に検非違使に遭わずに抜けられる道を教えるのでした。

翌日内裏に上がった業平は、帝の命により下女行方不明の事件解明に乗り出すことになります。「姫を鬼にさらわれては大変」と、藤原良房にネチネチと嫌味を言われる業平。昔藤原の姫をさらって逃げたことがあったのでした。
内裏の大学寮に書を借りに来ていた道真が、友人の長谷雄に出くわし、何やら相談を持ち掛けられようとした矢先…。長谷雄が下女かどわかしの嫌疑をかけられ、検非違使に引っ立てられる事態に!
長谷雄は業平と管三に助けを求めます。管三とは道真の呼び名、そして彼こそが先夜、屋根の上にいた「小鬼」かと見間違えた若者だったのです。
「応天の門」第1巻 1話のみどころ

こんにちわ~。みどころご紹介のるなです!
どうぞよろしくね

おなじくらっちです。「応天の門」は平安歴史ミステリー、
今までにない世界観が楽しみです!

今回は道真と業平の出会いの物語。
業平さま、好き! でも、ちょっと歳くってます?

多分この物語の想定は863年あたりかと?
道真は19歳、業平は39歳といった想定だね

もう壮年ですよね? 業平さまって、もっと若いころのイメージが強いんだけどな~。ほら「伊勢物語」のむかし男の…

この漫画の時代背景は「応天門の変」がどうして起き、その後どうなって行ったのか、といったところが描かれるかと思うんだけどね。藤原とかが主人公として描かれるとかじゃなくて、道真と業平という組み合わせが、面白そう!

道真は推理力、すでにフルに発揮してますね~
ちょっと生意気なお利巧学生、って感じの登場です(笑)

業平は色好みのイメージそのままの登場だね(笑)

登場人物はまとめてご紹介してあるから、後で読んでみてね
では「応天の門」楽しみましょう!
「応天の門」第1巻 2話 在原業平少将、門上に小鬼を見る事 Ⅱ
藤原親嗣の女官が行方不明、鬼の仕業という噂が飛び交う中、道真の謎解きの力を垣間見た業平は、長谷雄の無実を晴らすべく真相解明の助力を道真に求めるのでした。「鬼の仕業」との噂を道真は「そんなものがいるわけがない」と一笑に付します。
下女らしい遺体を検分に連れ出された道真は、行方不明の話は藤原の作り話だと見抜くのですが…。その時にこれ以上藤原北家にはかかわらぬ、深追いはしない、鬼の仕業として処理するという業平に、道真は宮仕えの理不尽さに憤りを覚えるのでした。
無事に疑いが晴れた長谷雄が、実は何やら知っている様子。そして理に適わぬことが嫌いな道真は、密かに鬼退治へと始動開始!
「応天の門」第1巻 2話のみどころ

今回の見どころは「最後には正しい者が勝つと、本気で思っているんじゃないだろうな?」という業平さまかな~?

それに対して「理に適わぬことが嫌い」というのが道真。
両社の性格が描き別けられてきてるね

でも、藤原の仕業と分かっても真っ向から成敗できない…
だから、鬼退治!

道真だって権力の仕組みは分かってるんだよね、ちゃんと。
でも、だってやられっ放しは気が済まない、っていうか

ちょっと妖しげな昭姫さんだけど、道真、漢語で話してる!

道真は優秀な文章生なんだよね。文章生については本郷和人さんが、本の中で詳しく書いてくれてるので参考にしてください。とっても為になるコラムだよ~

「応天の門」第1巻 3話 在原業平少将、門上に小鬼を見る事
藤原の屋敷で何があったか、それを語ってくれたのは逃げた下女の小藤でした。彼女は昭姫の店に匿われていたのです。主人の藤原親嗣は下女たちに折檻を繰り返しており、小藤をかばった女官が殺されたのでした。
「誰も逆らえないし、あの屋敷で何があったかは誰も知らない」という小藤の言葉に、「あの屋敷で何が起きても、何も起きていないことになる」と道真は、鬼退治の策を思いつきます。
家に帰って書物をあさり知恵を絞る道真、「鬼を退治しないことには何も終わらない」とみんなに協力を仰ぎます。さて、藤原親嗣への鬼退治とは…?
「応天の門」第1巻 1話~3話の見どころ

鬼なんかいないことを一番理解している、道真ならではの「鬼退治」
今回の見どころはそこです!

藤原権門の横暴さも出て来たね。
貴族嫌いでしょ?って聞くかな、普通?(笑)

みんな腹に据えかねてるところは一緒。
だから一致団結、鬼退治!

でもあれやこれやの鬼退治の策、みんな本からの知識だって言ってたけど。
道真はクールな青年でありながら、理に適わぬものにはかっと熱くなる、そんな感じだね。業平殿もソコに「面白いやつ」と感じたみたいだし

藤原良房がとどめを刺しに出てきましたね~。
足を引っ張る奴は容赦なく捨てる!

この人、前にも業平にネチネチ言ってたし。
これから物語を大きく動かすキーパーソンの一人ですよ
「応天の門」第1巻 1話~3話の登場人物
漫画「応天の門」の主な登場人物の紹介は、こちら↓
ここでは各エピソードに登場する、その他の人物たちをご紹介します。
藤原親嗣
左大臣・藤原良房の従弟。権力に物言わせ、下女や女官たちに折檻をくわえるのが楽しみというゲス貴族。自分の仕業をごまかすために、下女の行方不明をでっちあげるが…
小藤
長谷雄が懸想していた、藤原親嗣の屋敷に奉公していた下女。彼女が逃げ込んだ先が昭姫の遊戯場でした。
「応天の門」第1巻 4話 都を賑わす玉虫の姫の事 Ⅰ


さて、たぐいまれなる美貌と才を持ちながら、いまだ誰にも靡かぬという噂の玉虫姫を手に入れんと、多くの男たちが競い合っていました。例によって業平はこまめに文を送るのですが、ようやく姫からもらった返書の意味が読み解けず、知恵を拝借しに道真の元へ。
そこへ男の遺体が見つかったという知らせが届き、業平はまたもや道真を現場へと連れ出すのでした。そこへ長谷雄が駆けつけてきて、亡くなった男・久道も玉虫姫に文を送っていたというのでした。
ちょうどその頃、藤原一門に対抗すべく、玉虫姫を入内させようと画策する大納言・伴善男が、玉虫姫の祖父・森本の翁を訪れます。玉虫姫入内の話は瞬く間に宮中に広がり、姪の高子を入内させようとしている藤原良房と、伴善男との対立が深まっていきます。
その頃、道真は森本翁の代筆で白梅という女官が書いた文を見て、あることに気づくのですが…。
「応天の門」第1巻 4話のみどころ


業平さまが貰った玉虫姫からの返書! めちゃ、笑えた!
「馬嵬」 (ばかい)だけ!


それを「死んでも嫌!」と訳す道真(笑)


平安時代って、「鬼と女は見えぬが良き」の時代。
文のやり取りで相手を見定めるんですものね


業平殿は和歌は得意だけど、
漢文はあんまり得意じゃなさそうだな~


見えないものに焦がれるのが、恋? でも誰も姿を見たことがない玉虫姫って、いったいどんな姫かしら?


高子姫の入内を阻もうとする伴善男、いよいよ権力構図が現れてきた!
「応天の門」第1巻 5話 都を賑わす玉虫の姫の事 Ⅱ
玉虫姫の入内をもくろむ伴善男は、業平に玉虫姫に関わった男が死んだという噂が出ては困る、久道は自宅で急死にしろと命じます。
道真は玉虫姫からの返書を集めさせ、それを見比べてみるとすべて同じ人間、女官の白梅が書いたものだと分かります。そして業平は、玉虫姫に会った者たちの印象がそれぞれ違っていたことを思い出すのでした。
かつては学者として名を馳せた翁の元へ、書を返す名目で訪れた道真は、玉虫姫の秘密を探り出すのですが…。「完璧な姫」を演じていたのはいったい誰…?
本物の姫は八年前に事故で亡くなっていたのです。入内などできるはずもなく、業平は玉虫姫の入内の話を反故にする作戦を考え出します。
この時の業平のセリフが さすが伊達男!
「応天の門」第1巻 5話の見どころ


玉虫姫、まさに視る角度によって色が変わる姫でしたね~
業平さまの「だてに歳をとってはおらんよ」って、かっこいいんですけど~


玉虫姫と公達との百余にのぼる恋文のやり取りを、さらっとでっちあげてしまう業平には、さすがの道真もびっくり! 道真、倭歌はダメってって言ってたね


「一度騙したのなら、最後まで騙しきるのが、いい女というものだ」
これも好き~!


最後に業平の文が高子姫に届けられてたよね…
ふたりの恋はまだ終わっていないのかなぁ


高子さまは軟禁状態だけど、文のやり取りは出来たのかしら…
業平さまが「誰かの為につきとおす嘘もある」っていう下り、
これも、しみじみいいセリフですよね
「応天の門」第1巻 4話~5話の登場人物
伴 善男 (ともの よしお)


大納言。藤原良房に次ぐ朝廷の実力者。藤原氏に代わり実権を掌握しようと狙っており、良房に先んじて玉虫姫をいち早く入内させようと画策。
人物としては狡猾で悪賢く、傲慢で人と打ち解けることなく、性格は残酷であったと「日本三大実録」に記されています。のちの「応天門の変」で放火の罪を問われ罪状否認のまま死罪、罪一等を赦されて最後は伊豆へ流罪となりました。
清和帝
文徳天皇の第4皇子ながら、外祖父・藤原良房の力で、わずか生後8か月で東宮となります。9歳で即位、幼少の帝の外戚として良房が権力を握ります。母は良房の娘・明子。この物語では現在12歳です。幼くして母・染殿の后と引き離され、母に疎まれているのではと思いつつ、母の病を案じています。
やがて高子をはじめ多くの女御・更衣を迎え、多くの子孫をなしますが、ほとんどが臣籍降下して清和源氏を名乗りました。源頼朝、足利尊氏をはじめ武家源氏の祖でもあります。
白梅


森本の翁に仕えていた女房。翁の元で漢学を学び、玉虫姫の代わりに文のやり取りなどをしていました。翁の死後は、その漢学の知識を買われて道真に仕えることに。道真父子の書倉の整頓・管理を任されています。性格は素直で心配性。業平に心ときめかせています。
さて白梅は完全に創作上の人物なので、生まれ年などは史実に残されていません。年齢を想定すると20代前半?道真が18歳辺りの設定なので、それよりは少し年上だと思われますし、22-23歳辺りなのでしょうか?
「応天の門」第1巻の登場人物の年齢一覧
物語の設定が恐らく863年あたりから始まっているかと思われます。それに基づいて、863年時の年齢を割り出しています。
生まれ年 | 名前 | 863年時の年齢 |
804年 | 藤原良房 | 59歳 |
811年 | 伴善男 | 52歳 |
825年 | 在原業平 | 38歳 |
836年 | 藤原基経 | 28歳 |
842年 | 藤原高子 | 21歳 |
845年 | 菅原道真・紀長谷雄 | 18歳 |
850年 | 清和天皇 | 13歳 |
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